コンウィー
Conwy

Conwy Castle
 三日目の朝、私たちはセイント・アサフという小さな町に立ち寄った後、北ウェールズの町コンウィーにやって来た。コンウィーは町自体がUNESCO世界遺産に認定されている。

 コンウィーにもとても立派なお城が残っている。市壁を含めた保存状態は、ウエールズ最高なのではないか。右の写真は、市壁と、塔の間に挟まれた市の門。城の中に入るには入場券が必要だが、このように、市壁の上を歩けるようになっていて、これだけならタダ。

Conwy Castle
 これもやはり市壁の一部。こうして見ると、やはり地中海地方で見かける六世紀の市壁や十字軍時代の城壁に似ている。町は、このように市壁に囲まれている。写真の右上の方に城自体が小さく写っているのだが、見えるだろうか?城自体も撮影したかったのだが、いいアングルが見つからなくて断念。コンウィーに入って来るまでの道で、車を停めて撮影するべきだった。

 城の建設はやはりエドワード一世により、1283年に始められた。建設を指揮したのはジェームス・オブ・セイントジョージ。
The Smallest House
 これは、海に面した市壁を出てすぐの所にある「イギリスで最も小さな家」。家の高さは3.05メートル、幅は1.8メートルしかない。キワモノ系の観光名所だが、ギネスブックにも認定されているらしく有名。

 物好きなイギリス人がたくさんたむろしていて、10分ぐらい待っていたのだが、人のいない写真は取ることができなかった。魔女のような格好をした変わり者のおばあさんがいて、家の由来を説明してくれるらしい。十六世紀からある建物で、1900年頃までは実際、人が住んでいた。

Castle Hotel, Conwy
 11時50分、昼ごはんを食べるため、キャッスル・ホテル(住所、連絡先はページの下を参照)を訪れた。

 その前の1時間ほど観光しながら、美味しそうなレストランを探したのだが、探し方が悪いのか、上手く見つからない。「レストラン」と私たちが呼ぶような場所は夜のみの営業だったりする(目をつけていたビストロ・コンウィーがその一例)。「レストラン」と書いてあるから近づいてみると、単なるフィッシュ・アンド・チップス屋だったりする。それも美味しそうだったのだが、前日、ろくなものを食べていなかったので、もうちょっとまともなものが食べたかったのだ。

 建物の外見は十九世紀のものらしいが、この場所には十四世紀からホテルがあるという由緒正しい建物で、内部は重厚な雰囲気。外のメニューは見て入ってきたものの、一体いくら取られるのか不安になる(これだから貧乏人は悲しい)。

Fish Pie, Conwy
 私たちが入ったのはバー・エリア。イギリスの大きなホテルではしばしば、メインのダイニング・ルームの他にバー、もしくはラウンジでメイン・レストランよりも安めの食事を提供している。私たちが入ったのもバー、ラウンジ・エリア。比較的安いということのほかに、ドレス・コードを問われない、一コースだけの注文でもかまわないという利点もある。

 12時からの営業で、私たちは10分前に入ったため、まだほとんど人がいなかったが、12時過ぎると、ぞろぞろ人が入ってきて、すぐに一杯になった。

Broccoli, Conwy
 私が注文したのはフィッシュ・パイ(上)(£8.95)とブロッコリのバター炒め、ラレビット乗せ(£1.95)。

 上の写真右側に写っているフォークのサイズと比べると分かってもらえると思うのだが、イギリスらしいものすごい量。中には、チーズとバターたっぷりのマッシュドポテトの下に、ホワイトクリームと混ぜた白身魚、鮭、蝦、貝などがたくさん入っている。味も最高。だが、さすがに食べ切れなかったので、五分の一ぐらいは一緒にいた友人に回した。ブロッコリは、「ラレビット」(ウエールズ名物のチーズ・トースト)というものを見てみたかったので注文したのだが、このラレビットに関しては、不味くはないが、それほど美味しくもなかった。

Butcher, Edwards, Conwy
 ランチを終えた私たちは、やはりハイ・ストリートに面して立っているEdwardsという肉屋に入った。立派な店構えで、美味しそうな肉類の他、チーズ、パイなどが売られている。安くランチを済ませたい人や、小腹が好いた人は、この店でパイやパスティーを買って食べるといいのではないか。

Cheese, Edwards, Conwy
 私たちの目当てはチーズ。ウエールズ産のチーズを何種類か購入。店のお姉さんは、少ない量でも嫌がらずに切ってくれた。家に帰って食べたが、とても美味しかった。

 私は肉にも魅かれたのだが、まだ家に着くまでは時間が合ったし、冷蔵用の袋も持っていなかったのであきらめた。

Oggie
 このパイは、上の店ではなく、パン屋の店先で撮影。Welsh Oggieと書いてあるものが見えるだろうか?これはウエールズ名物のパイなのだそうだ。けっこう高いように見えるが、サイズが大きく、肉が入っているので、一食分済ませられると思えば、それほどでもない。名物なので食べて、レポートしなければならないところなのだが、私はこの手のパイが大の苦手なので、写真だけで勘弁して欲しい。

さて、コンウィーはこれで終わり。私たちはリベンジを果たすべく、初日に雨で歩けなかったベトゥース・イ・コイドへと向かった。

Castle Hotel
Address: High Street, Conwy LL32 8DB
Telephone: 01492 582800
Fax: 01492 582300
Website: www.castlewales.co.uk


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