ヒオス島 アナヴァトス〜1〜
Anavatos

「アナヴァトス(難攻不落)」という名のこの村は現在廃墟となっている。独立戦争中の1822年、住民がトルコ軍に虐殺され、その後回復することができなかったため。1881年の地震でも建物に被害が出た。住民は三人しかおらず、冬の間もここに残るのは、老女一人だけだそうだ。ここでカフェテリアを経営する老人の話によれば、EUから巨額の復興資金援助を受けたにもかかわらず、資金はどこかに消えてしまい、数年間も工事が滞っているとのことだった。彼自身、ここの住民ではなく、別の町から通っていると言っていた。

アナヴァトス

アナバトス
 「難攻不落」の名前の通り、この村は北、東、南が崖になっており、南側だけに進入路がある。1822年、トルコ人に捕らえられることを恐れた住民、避難民など300人は、この切り立った崖から身を投げたという。

 この村ができたのはビザンツ時代、十一世紀以降につくられたものと考えられている。

アナヴァトス

アナヴァトス
ガイドブックによれば、村の頂上には大天使に捧げられた教会があるそうだが、道は途中で閉ざされており、村の一部しか見ることはできない。この階段を上がっていったところに木の柵が設けられていて、それより先に進むことができなかった。


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