スーニオ Sounio
Sounio
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半島突端の断崖(スーニオ岬)に位置するポセイドン神殿で有名な遺跡。アテネの中心からバスで二時間弱の場所にある。

行き方
 アテネの地下鉄(エレクトリコ)駅「ヴィクトリア」から歩いて3分、国立考古学博物館から歩いて3分ほどの場所にあるエギプトゥー広場、ユリアヌー通りとマヴロマティオン通りの角がバスの始発点。毎時30分に出発する。このバスには、シンタグマ広場近く、フィレリノン通りにある停留所からも乗ることができる。料金は片道4.60ポンド(情報は2005年8月現在)で、バスの中で行き先を言って支払う。遺跡の前が終点なので通り過ごす心配はない。遺跡の入場料は4ユーロ(2009年夏現在)。学生割引がある。

 左に写っているのが、スーニオ行きのバス。

神殿のある場所は、古代スーニオのアクロポリスに相当する。主な居住区がどこにあったのかは不明だが、アクロポリスの防衛壁内にも家屋の跡が見つかっている。古代のスーニオは豊かな町として知られており、恐らくはラウリオンの銀鉱山や、アグリレザの大理石採石場をその領域内にもっていたものと考えられる。

この場所での宗教的な活動は前七世紀にはすでに認められる。前六世紀の初めには、巨大なクーロス像が奉納され、そのうちの一つはアテネ国立考古学博物館で見ることができる。

スーニオの神殿がポセイドンに捧げられたものであることは、ここから発見された碑文から確認できる。アテネのアゴラにあるヘファイステイオン(テセイオン)と類似しているため、同じ人物が設計したのではないかと推測されている。建造されたのは前444年頃。この神殿が建造される以前の前490年ごろに始まった建築は基底部分を造っただけで中断したらしく、ポーロス石でできた基礎部分がそのまま再利用されている。

神殿はドーリア式のペリスタイルで、円柱が立つ基台上部(スタイロベイト)は奥行31.1メートル、幅13.4メートル。円柱の数はもともと34本で、現在では、うち15本が立っている(うち4本は、現代に立て直された)。円柱の溝は普通(20本)より少ない16本。

神殿やその周囲の彫刻は、スーニオの遺跡には残っていない。神殿のフリーズはラヴリオ博物館に、ここで発見された巨大なクーロスはアテネの国立考古学博物館に展示されいている。

この近くでは女神アテナに捧げられた神殿跡も見つかっている(入場料無料)。

スーニオの喫茶店
スーニオの遺跡の前にはレストラン兼カフェテリア兼お土産屋が一軒ある。そこから20メートルほど離れた所にも、飲み物とお土産を売っている店があるのだが、私たちが行った時には閉まっていた。カフェテリアの値段は、フラペが3.80ユーロ、コカコーラが2.80ユーロ、ラヴァニ・ケーキが3.80ユーロ(2005年の価格)と少し高めだが、神殿と海が見えるので(右の写真参照)、場所代が入っていると思えば許せる値段。サービスはきちんとしていて、トイレもきれいだった。ガイドブックはここのお土産屋で買うより、遺跡のチケットカウンターで買った方が安い。

参考文献

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