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ミケーネ遺跡: 博物館
Museum
ミケーネ博物館
 これがミケーネの博物館(ギリシャとEUの旗が立っている所)。矢印の方向をたどってみたのだが、どこにあるのか分からなくて見つけるのに苦労した。どうやら、遺跡の景観を損なわないため、わざわざ見えないように造ったようだ。内部も、地下にあるような、面白い造りになっていた。

fresco
 前十三世紀のフレスコ画。現代の考古学者が「カルト・センター」と呼ぶ、宗教的な用途の建物が集まっている部分で発見された。

 女性が右の穂を持っている。女性の足元にはグリフィンの足らしきものが残っており、女性は女神である可能性が高い。ミケーネの社会では、女性の神格が崇拝されていたらしく、ここに描かれているのは穀物・農耕の女神かもしれない。

 人間の描き方や色使いには、クレタ文明と共通するものが見て取れる。

Linear B
 これは線文字Bが彫られたタブレット。

 線文字Bは、100以上の音節記号と象形文字からなる文字。ミケーネ人の影響が強かった、前十五世紀末のクレタ島クノッソスで発展し、それがミケーネなどギリシャ本土でも使われるようになったと見られる。
Snake
 ヘラディック後期 IIIB2時代(前1250〜1180年頃)に作られた蛇。

 陶器でできた蛇がいくつか置かれていた。蛇にはどのような意味があったのだろうか。お守りなのだろうか?
Snake
 神殿から発見された、埴輪のような、陶器でできた人間の像。やはり、ヘラディック後期IIIB2時代のもの。

Female Figurine

 こちらは、ずっと新しく、アーケイック期(紀元前六世紀末から前五世紀初め)に作られた人形。脚の付け根や膝の部分が曲がるようにできていておもしろい。

 頭にかぶっている帽子のようなものや、底の厚い履物なども珍しいと思う。

参考文献

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