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ミケーネ遺跡: クリュタイムネストラの墓
Tomb of Clytemnestra
 この墓は、9つあるミケーネのトロス墓の中では最も新しく、前十四世紀終わりごろのものではないかと考えられている(French, p. 70)。

 アトレウスの宝庫と似た形状だが、一回り小さく、内部の小部屋はついていない。

 十九世紀(恐らく、ヴェリ・パシャが盗掘した際)、上部が崩壊したが、1951年に修復された。

 この墓が誰のものであるかはわかっておらず、クリュタイムネストラの名前は現代人によって冠されたもの。しかし、発見された副葬品から女性の墓だったと推測されている。

 クリュタイムネストラはアガメムノンの妻だったが、アイスキュロスの悲劇では、アガメムノンがトロイ戦争でミケーネを留守にしている間にアイギストスと通じ、帰ってきたアガメムノンを暗殺したことになっている。通称「アイギストスの墓」が、クリュタイムネストラの墓の横にある。


参考文献

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