コス島 プラタニ
Plataniのレストラン
プラタニのレストラン  プラタニはコスとアスクレピエイオンのちょうど中間辺りに位置する村で、トルコ系の住民が多い。このため、上や下の写真のようなトルコ・ギリシャ料理のレストランが何軒かある。

 かつて、小アジアのケラモス市から追放されてきた人々がここに住んでいたため、かつてはケルメテスと呼ばれていた。しかし、1964年にトルコがキプロスへ侵攻した際、村の名前は、村の中心にあったプラタノスの木に因んでプラタニに改称された。
プラタニのモスク
 左はプタラニのモスク。村では、髪をスカーフで隠したイスラム教徒の女の人も見かけた。

 かつてコスに3000人程度いたトルコ系住民の人口は、現在では1000人以下に減少しているそうだ。


 右は、プラタニで見かけた風車。この横にはギリシャ軍の基地があって、写真撮影禁止の札が出ていた。

アラプの料理
 夜になってから、一番最初の写真に写っているタヴェルナ(ギリシャ語で食堂、レストランのこと)『アラプ』まで食事に来た。ギリシャ料理とトルコ料理の両方が味わえるが、店を経営しているのはトルコ系の住民で、トルコ語をしゃべっていた。

 手前に写っているのはヤウルトゥルーという料理で、揚げた野菜の上にヨーグルトとにんにくのソースがかかっている。右上はズッキーニの花にライスを詰めたもの、左上はパスタが入ったピラフ。
イスカンデル・ケバブ
 右はイスケンデル・ケバブ。牛肉の焼肉の上にトマトソースとヨーグルトソースがかかっており、さらにフライドポテトとピタ・ブレッドが付け合せとして盛られている。値段は全部あわせて25ユーロ程度だった。

店の住所と電話番号は以下の通り
Restaurant "Arap"
Platani, Kos
Tel. 02420-28442

 私たちは車で行ったが、自転車でも行けるし、バスも頻繁に出ているので、コス市に滞在する人はぜひ一度訪れてみてほしい。

ユダヤ人の墓地
 プタラニの村から300メートルほどコス市の方に進むと、右手にユダヤ人の墓地がある。

 第二次大戦中、コス島のユダヤ人は迫害を受け、特にコスがナチス・ドイツの手に渡った後の1944年、ユダヤ人はロードスに送られ、さらにロードスのユダヤ人と共にアウシュヴィッツに送られ、殺害された。

ヘブライ語の墓碑
 右は、ヘブライ語で書かれた墓石。誰も手入れをする人がいないらしく、墓は荒れ果てていた。

 ナチス・ドイツの迫害を生き延びたコスのユダヤ人は一人だけで、その一人も所有地をすべて売却して、ここを後にしたのだという。

参考文献

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