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アンフィアライオン
Amphiaraion
 アンフィアライオンは、アッティカ半島北部にある神託と治癒の聖域で、アンフィアラオスという名前の英雄が祀られていた。

 アンフィアラオスはアルゴスの英雄で、テーベを攻めた七人の戦士の一人(エディプス王の息子二人の間で王位をめぐって起きた伝説の戦争)。敗北したアンフィアラオスは、逃亡する途中、テーベの近くで乗っていた戦車ごと地中の裂け目に飲み込まれた。

 この場所でアンフィアラオス崇拝を繁栄させたのはオロポス人。もともと治癒の効能がある温泉地と神託を組み合わせたカルト・センターとなった。信託を得ようと望む者は、牡羊を犠牲に捧げ、犠牲に捧げた羊の皮に包まって列柱廊で一夜を過ごすと、夢の中で宣託が得られると信じられた。病気の治療を望む者もここに集まって、夢の中での治療を請うと共に、温泉治療を行った。

 上の写真に写っている「エンキミテリオン」は、神託や治癒を求めて集まった人々が寝た場所。

参照文献

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