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ポルトガル旅行記

18) エヴォラでショッピング(2008年10月15日水曜日)

カボチャのデコレーション

 骸骨礼拝堂の見学を終え、何かポルトガルの記念品を購入するため、町の中心部に向かう。

 左は通りがかったレストランのウインドー・デコレーション。いろいろな形や色のものがあるが、すべて南瓜、瓜の仲間。ポルトガルでも、やはり秋が南瓜のシーズンなのだろうか。

ローマ時代の浴場跡
 途中で、市庁舎に立ち寄り、その中にある、ローマ時代の浴場跡を見学(無料、立ち入り自由)。

 上に建物が建ってしまっているため、見ただけで浴場全体の概要をつかむのは無理だが、ここに写っているのは浴室の一つで、直径は9メートルある。Rough Guideによれば、この浴場は神殿よりも100年ほど前に建造されたのだそうだ。





 観光地だけあって、エボラの中心街にはおみやげ物屋さんがいくつかあるが、ほとんどがRua 5 de Outubroという道に集中している。

 これはそのうちの一軒。





 こんなバッグはポルトガルっぽくてカワイイかもしれない。


Beijinho


 でも、私のお目当ては陶器。ポルトガル陶器は大好きで、イギリスでも何枚か買った(註:「なんでイギリスで?」と思われた方、それは私が当時イギリスに住んでいたからです)。だから、ポルトガルに来ればもっといろいろ見られるかと楽しみにして来たのだが、イギリスで売られている(と言うか、私がイギリスで買う、と言ったほうが正しいかも)ものと比べると値段が高くて、あまり私の好きな柄がない。特に、細かい模様のついたコインブラの陶器は、私の趣味とは合わない上、値段がばか高い(まあ、お好きな方は、そうは思わないに違いないが)。

 しかし、エヴォラの陶器はコインブラのものとは作風が違い、しかもコインブラ陶器と比べると値段が安い。何軒か回って、一番気に入ったのが陶器専門のこのお店、Olaria M. Beijinho。
Beijinho
 お店の人は少し英語ができたので訊いてみると、エヴォラ近郊にあるサン・ペドロ・ド・コルヴァルという町にある工房の直営店らしい。

 今回はバックパックで来ている都合もあり、買ったのはケーキ皿三枚のみ。色つきのほうは8ユーロ、単色のほうは4ユーロ程度。割れても惜しくないぐらいのものしか買わなかったが、もっと高額で、立派な商品も扱っている。ポルトガルで陶器を買うとちゃんと包装して貰えないという話を聞いていたのだが、この店ではそんなことはなくて、ちゃんと一枚ずつプチプチいうビニールと紙で二重に包装してくれた。お店の人に「別の店も回ったけど、この店のものが一番いいですね」と言ったら、ちょっと照れながらも、当然だわ、みたいな顔をしていた。商品に大変誇りがあるらしい。こちらがホームページ。

Casa dos Sabores
 出発時間が近づいてきたので、その前に腹ごしらえ。今日はいつものパターンに戻って、お菓子で軽い昼食。

 荷物をホステルに預けてあった都合上、入ったのはCasa dos Saboresという、ホステルに近いカフェ (Rua Miguel Bombarda 50 )。この隣にRough Guideで推薦されている、エヴォラ名産のお菓子を集めたカフェがあるのだが、臍を曲げて、そちらには行かなかった。

お菓子
 お菓子二つとガラオ、全部で3ユーロちょっと。何度も言うけれど、ポルトガルはこういうものがとても安い。イタリアやギリシャでコーヒーとお菓子を座って楽しむと、確実に5ユーロは持って行かれる。

 店の外にも中にも席がある。外に座ってもいいかと訊くと、お店の人は、「じゃあ、持って行ってあげるから、座っていて」と言われた(と思う)。

ポルトガルのオレンジのお菓子

 右側はオレンジのお菓子。

 オレンジとコーンフラワーが入っているらしきことは分かるのだが、それ以外は不明。食べたことのない食感で、大変美味しい。ポルトガルのお菓子はとてもセンスがいいと思う。

ポルトガルのマジパン菓子


 こちらはお馴染みのアーモンド・ペースト(マジパン)。真ん中の黄色い部分は、たぶん卵の黄身が入っているのだと思う。美味しいが、こちらは上と違って、予想通りの美味しさ。

 こういうお菓子が簡単に近所で買えるといいのになあ。

Sumol

 関係ないけれど、こちらはお店の前に出ていた看板。オレンジとチョコレート味の飲み物らしい。オレンジピールにチョコレートをコーティングしたものは美味しいけれど、飲み物としてはちょっときつそうなのだがどうだろう。「冬の欲望」というキャッチフレーズもちょっと怪しい。


 こちらは、カフェの近くにあった家の門。こういう形の門はときどき見かけた。石枠の下、両側から石が飛び出ているのが面白い。なんだかつまづきそうだけれど、何か意味があるのだろうか?

 荷物を取りにホステルに帰ると、女主人が配管工にいろいろ指示を出している。私はその間ちょっと待っていたのだが、話を終えた彼女、「ごめんなさいね。建物が古いからいろいろ大変なのよ〜」と。彼女はこの古い建物で、家族経営のホステルを営むことをとても楽しんでいるけれど、やっぱり維持は大変だとのことだった。

 そんな話をした後、私はホステルを後にした。


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