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ポルトガル旅行記

14) エヴォラ大聖堂(2008年10月14日火曜日)

エヴォラ大聖堂
 お腹がいっぱいになったところで、エヴォラ大聖堂に向かって歩き出す。

 途中でこの建物に遭遇。Solar Monfalim。十六世紀に遡る貴族の館を改造したホテル

 二階部分アーケードの列柱がとてもエレガント。

エヴォラ大聖堂
 これがエヴォラ大聖堂の入り口。大聖堂の周りは建造物が建て込んでいて、全体を写せるアングルが見つからなかった。

 大聖堂の建築が始まったのは12世紀の後半だが、その後、建築・改修が続けられたので、ロマネスクとゴシック様式が共存している。入り口のあたりはロマネスク。

エヴォラ大聖堂
 入り口の部分に設置されている彫刻。

 ここには写っていないのだが、この五人の右側に鍵を持った聖ペトロが立っており、この反対側に立っている六人とあわせて、十二使徒。これも十四世紀のものだそうだ。

エヴォラ大聖堂 エヴォラ大聖堂
エヴォラ大聖堂 大聖堂の内部。

 左上は後陣部分。身廊の装飾は質素だが、この部分だけカラフルに装飾されている。

 右上は聖マリアを祭った祭壇。

 左下は、洗礼泉とそれを格納した部分の装飾。アズレージョとフレスコが併用されている。キリストがヨルダン川で聖ヨハネから洗礼を受ける図が見えている。

エヴォラ大聖堂
 大聖堂の回廊(キオストロ)と博物館は有料(総合チケットは3ユーロ)。開場時間は、朝9時から12時30分、午後は14時から17時(チケットオフィスは、それぞれ15分前に閉まる)。博物館は月曜休館。(2008年10月時点の情報)。

 博物館部分は例によって撮影禁止だったので、写真はなし。収蔵されているのは、キリスト教・教会関係のもの。考古学遺物や芸術品はエヴォラ博物館に収蔵されているそうだが、無期限で改装中らしい。

エヴォラ大聖堂 エヴォラ大聖堂
エヴォラ大聖堂のライオン

 十四世紀に作られた巨大な回廊はゴシック様式。

 石棺や彫刻などがちらほらと置かれている。右に写っているのは、かつて石棺を支えていたと思われるライオンの彫刻。

エヴォラ大聖堂

 ここの回廊には階段がついていて、上に昇ることができる。左に写っているのは、その階段を上から撮影したもの。

 円形の筒状になっておりユニーク。これが二つあった。

エヴォラ大聖堂


 回廊の上からは、エヴォラの町を見下ろすことができる。赤い屋根に白い建物の町並みだ。

 ところで、エヴォラには四世紀の初めにはすでに司教がいて、ポルトガル(ルシタニア)では最もキリスト教化が早かった都市の一つなのだが、初期キリスト教時代に遡る遺跡は見かけなかった。初期キリスト教時代の教会はどこにあったのだろう。


 下は、回廊の上の部分に据え付けられていた中世のレリーフ。両方とも騎士を描いているようだが、誰なのかは分からない。
エヴォラ大聖堂 エヴォラ大聖堂


 回廊の上から見た大聖堂と回廊中庭。
 
エヴォラ大聖堂 エヴォラ大聖堂

 ここの回廊と博物館は3ユーロ分の見ごたえが十分あって満足。次はローマ時代の神殿を見に行くことにした。

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<参照文献>
The Rough Guide to Portugal. 12th edition. London : Rough Guides, 2007, p. 495-496.
Cathedral_of_Evora in Wikipedia

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