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ポルトガル旅行記

7) コインブラで夕食 1(2008年10月12日日曜日)

Adega tipica Montarroio
 一応、Tripadivorなどを使って美味しそうな店を下調べはしてあったのだが、店が見つからなかったりして、結局、たまたま前を通りかかった店で食事をすることになった。Adega Tipica Montarroio。なんとなく垢抜けないところと、値段が安いのにつられて入ってみる。

 夜7時と、比較的早い時間だったので、私がよる最初のお客さん。お店のおじさんが歓迎してくれた。私のすぐ後に、もう一人、ポルトガル人男性がお客さんとして入ってきた。
Montarroio
 これが店の中。

 外はぱっとしなかったが、中は最近改装されたらしく、なかなかいい感じだ。壁にはコインブラの風景などが描かれている。

 私が入るような価格帯の店には、ほとんどテレビがついていた。安い店には、一人で食事に来る人がけっこういるのかもしれない。

appetiser
 これが有名な、ポルトガルのアペタイザー。ガイドブックに、「レストランの席に着くと、注文しなくても、前菜をテーブルに置かれる。これは有料なので、不要な場合は断るか、もって行ってもらおう」と書いてあったので、どうしようかとにらめっこしてみる。

 黒いものはオリーブ、そして右側の皿には、鰯のパテ、ツナのパテ、バター2種類、そしてコインブラ名物らしき(市場でたくさん売っていたのでそう思った)小さなチーズ。

bread
 そしてパン。前夜のビニールに入ったパンとは違い、ちゃんとフレッシュなパンが出てきたので、心が躍る。

 パンを食べると、後から出てくるものが食べられなくなるので、食べてはならないのだが、やっぱり美味しそうなパンを目の前に出されると、食べないではいられない。上のオリーブをおかずにして、パンを食べ始める。オリーブの方は普通だったが、パンは中がふわふわしていて美味しかった。

 他の前菜は、メイン料理が来た時に片付けられてしまった。特に「いらない」と言わなくても、引っ込められることもあるらしい。
salad
 さて、このお店、夜のコースは、スープ、メイン、デザート、コーヒーで7.50ユーロなのだが、注文の時、1)スープはいらない、2)サラダを追加注文したいと言ったら(私はポルトガル語を話せないので、それらしきことを言っただけ)、スープをサラダで差し替えてくれたらしく、追加料金は取られなかった。親切な店だ。

 のっかっているのはレタス、トマト、ニンジン、玉ねぎ。他の店でもこの組み合わせが多かったので、これがポルトガル・サラダのスタンダードな組み合わせらしい。

arroz al marisco
 メインには魚介ライスを注文。

 蝦やら貝やらを、ご飯と一緒に煮てある。水分が多いので、リゾットというよりはおじや状態。見たままの味。普通の美味しさ。

 一人で食べるので、この金属容器から直接食べても良さそうなものだが、平たい皿を目の前に置かれたので、それに取って食べた。おじやを平たいお皿で食べるのは難しい。同じ時に店で食事をしていたポルトガル人男性は肉を食べていたが、やはり肉を持った皿の他にもう一枚皿をもらい、その上に食べ物を写して食べていた。これがポルトガル式の食べ方なのだろうか。

pudim
 メインを食べ終わったら、店のご主人が「デザートは?」とききに来たので、「いる」と言ったら、冷蔵庫のところまで来て、好きなものを選ぶように言われた。冷蔵庫の前にはコックさんらしき女の人がいて、どれが何なのかを説明してくれた。

 ポルトガル語では「ムディム」というらしいプリン。これも普通の美味しさだが、激甘だった。お腹が一杯になってきたので、最後は水で流し込むように食べた。

ポルトガル・コーヒー
 そしてコーヒー。甘いプリンの口直しにはちょうどいいエスプレッソ。

 お会計は7.50ユーロ。水代とチップをあわせていくら払ったかは忘れてしまったが、10ポンド以下であることは間違いない。

 特別美味しいわけではなかったが、店の感じはよく、値段も安いので、けっこう満足して、ホテルに帰った。

Restaurante Adega Tipica Montarroio
Travessa do Monterroio, no. 5 e 7
tel. 968 820 846(携帯)

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<参照文献>
The Rough Guide to Portugal. 12th edition. London : Rough Guides, 2007, p. 228-240,
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