現在の教会は1108年の建造で、後陣天井部分に見事な当時のモザイク画があることで知られる。最初の教会は五世紀に建てられ、大理石のパネルといったいくつかの建築エレメントが、現存の教会で再使用されている。
その地下、11メートルのところにローマ時代の建造物(後一世紀)が二つ埋まっている。一つは中庭のある家で、ミトラエウムが二世紀の末に増築された。もう一つは、巨大な倉庫(horrea) である。
一行目左端の文字は合わせ文字になっていてはっきり分からない。quesquentiの読みは、Diehlに従った。
オリーブの枝と太陽らしきものが描かれている。
Euticianusは、古典的なつづり方ではEutychianusと記される名前であり、Surusの方も、Syrusがなまったものかも知れない。