カヴァリエーリ広場に立つ、ピサで最も有名なモニュメントの一つ。
1605年から1608年の間に、既に立っていた二つの塔を合わせる形で建造された。サント・ステファノ騎士団の病人や年老いた騎士を収容していたらしい。時計は、もともとサント・ステファノ教会の鐘楼に設置されていたものを、1696年に移動させた。
この建物が有名なのは、右側に立っていたグアランディの塔に、1288年ウゴリーノ・デッラ・ゲラルデスカ公爵とその家族が幽閉されて餓死させられ、それをダンテが『神曲』の地獄編33で描いたため。
現在はスクオラ・ノルマーレの図書館の一部として使われている。