オスティア 組合広場
Piazzale delle corporazioni
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オスティア組合広場のモザイク
 オスティアの組合広場は、約125メートルX80メートルのエリアを覆っており、二重列柱廊のあるポルティクス(列柱廊)に囲まれている。中央は庭園になっており、中心に小さな神殿が立っている。これは、おそらく商業の神メルクリウスに捧げられたものであろう。ポルティクスの後ろには、六一の小さな部屋が並んでおり、地中海で海運業を営む都市の事務所が置かれていた。
カルタゴのオフィス
多くのオフィスの前にはモザイクで、専門を宣伝する絵や文字が描かれていた。左は、北アフリカの都市カルタゴの運送組合事務所前のモザイクで、帆船と「カルタゴ海運業者」の文字が描かれている。

サブラタの象
やはり北アフリカの都市、サブラタの事務所前には、Stat[io] Sabratensiumという文字と象が描かれている。これは、トリポリタニア(現リビア)のサブラタの商人たちが、象牙の交易や、見世物用象の取引をおこなっていたであろうことを示している。


Mensor
このモザイクは、穀物を計る、メンソル(mensor)と呼ばれる職業の人を描いている。メンソルが手をかけている容器はモディウスと呼ばれる、穀物を計るための入れ物。右手に持っている棒は、穀物を容器の上からすり落とすためのもの。モディウスとこの棒は、メンソルという職業のシンボルであったらしく、組合広場では、他にもモディウスと棒を組み合わせたシンボルを見ることができる。

参考文献

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