イタリアへの扉> ラツィオ州とローマ> フォルム横の浴場(オスティア)

町の中心であるフォルムに隣接して立つ、オスティアでもっとも大きな浴場。
二世紀の中ごろ、政府の要職にあったマルクス・ガウィウス・マクシムスという人物が建設費用を負担した。浴場に隣接して、運動場も設けられている。
四世紀か五世紀に大幅な改修を施されており、帝政期の遅い時代まで機能していたことが分かる。

これは、現地の案内板にあった、浴場の見取り図。図の下のほうに写っているのが、浴場そのもので、北側が更衣室、冷浴室など、南側が熱浴・温浴室となっており、熱を必要とする部分は太陽熱の恩恵を受けられるように設計されている。

これは、浴場の公衆トイレ。とても大きい。

トイレの便座。下を水が流れて、汚物が排出されるようになっていた。
参考文献
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