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チーズ

 ギリシャ人はチーズを好んで食べますが、フランスやイタリアほど、バラエティーには富んでいないように見えます。

cheesecounter フェタ
 ギリシャを代表する、白く、水分の多いチーズで、EUの規定で、ギリシャ産のもの以外はフェタという名前を使うことができません。ギリシャを旅行したことのある方なら、ギリシャ風サラダ(「ホリアティキ」)の上に乗っかっているチーズとして見たことがあるのではないでしょうか。本来は山羊のミルクで作りますが、最近は牛乳と混ぜたり、牛乳だけでつくったフェタもあります。塩水に漬けてつくられるので、塩辛く、とくに山羊のものはピリッとした刺激もあります。
グラヴィエラ
 山羊か羊の乳で作られる黄色く、硬いチーズです。そのまま食べたり、イタリアのペコリーノのように、おろしてパスタの上にかけたりします。

Kasseri Cheeseカセリ
 カセリは羊か山羊の乳から作られる黄色いチーズで、比較的癖がなく、誰にでも愛されます。熱すると糸を引くので、よくピザやオーブンで焼くパスタ料理に使ったりしますが、そのまま食べても美味しいです。パン屋さんでは、このチーズを中に入れたパイ「カセロピタ」を買うことも出来ます。

 左に写っているのはミティリーニ産のカセリです。

チーズ・サガナキ
ハルミ
 ギリシャでもよく食べられていますが、本来キプロスのチーズです。白く、水分の多い、塩辛いチーズで、乾燥ミントがちりばめられています。一番一般的な食べ方は、7ミリぐらいの厚さに切って、フライパンで焼くという方法です。このようにチーズを焼いた料理を「(ティリ・)サガナキ」(右の写真:ここで使われているチーズはカセリ)といいます。

 ヒオス島のチーズ、マステロは、ハルミと食感が似ていますが、塩分が低く、ミントは入っていません。

  ミジスラとアンソティロ
Anthotyro
 ミジスラもアンソティロ(左の写真はアンソティロ)も白くてもろい成熟させていないチーズで、甘みがあり、イタリアのリコッタチーズと似ています。そのまま食べるほか、パイに入れたりデザートに使われたりします。それぞれ、塩を加えて寝かせたものもあり(イタリアのリコッタ・サラータに相当)、それはパイに入れたり、削って、パスタやお米料理の上にかけたりします。

コパニスティ
コパニスティ  ペースト状のチーズで、色は白、ピンク、青みがかったものなど、産地によってさまざま。塩辛く、癖のある臭いと舌を刺すような刺激があります。カビは見えないですが、味はブルーチーズに通じるものがあります。キクラデス諸島がおもな産地ですが(ミコノス島のものが特に有名)、ヒオスなどそれ以外の島でも作られています。原料は羊、山羊、牛の乳、もしくはそれを混ぜ合わせたものなど、特に決まりは無いようです。そのままパンに塗って食べたり、パイの中に他の材料と混ぜて入れたりします。


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