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ルクマデスとブガツァの「クリノス」
Krinos

<住所> アテネ エオルー通り87 (Aiolou 87)

エオルー通りのオモニア広場からほど近い場所にある菓子屋兼スナック屋。ルクマデスとブガツァが名物で、皆これを注文するが、ティロピタ(チーズパイ)など甘くないスナック類も置いている。
loukoumades ルクマデスはイーストで醗酵させた小麦粉生地を油で揚げた、小さなドーナッツ。シロップをかけて食べる。この店のシロップには蜂蜜が入っている。一皿€2.50で、六個のっかっていた。ブガツァはセモリナの入ったカスタードが中に詰まっているパイ菓子。町のパイ店・菓子店ならどこでも見かけるが、この店で売っている物はパイ生地もカスタードも他の店と一味違って、とても美味しい。一つ€2.40。両方ともやや高めだが、値段だけの価値はある。

 マクドナルドのようなセルフサービス式で、カウンターで注文し、商品を受け取ってお金を払う。レジで空のガラスコップを渡されるので、横にある水汲み場所で水を入れる。多くの人はお菓子だけ買って、飲み物は注文していなかった。ネスカフェ・フラペは€1.90と、周辺店と比べると安め。

 店には伝統的な構造と、新しい内装が混在している。

(以上の情報は2005年夏現在)


Bougatsa
 2009年4月、「クリノス」を再訪して、ブガツァをテイクアウトしてみた。

 テイクアウトすると、店の中で座って食べるよりも安く、一つ€1.70。店の表にテイクアウト専用のカウンターがあり、店の中に入らなくても、道で買うことが出来る。

pites
 ブガツァのほかにもいろいろなパイやサンドイッチが売られている。ティロピタ(チーズパイ)、カセロピタ(カセリチーズパイ)、ルカニコピタ(ソーセージパイ)、ジャンボンティロピタ(ハムトチーズパイ)、ミロピタ(アップルパイ)、ミニピザなどで、値段は€1.60から1.80の間。この写真には写っていないが、サンドイッチも売られている。

Bougatsa
 「ブガツァ」とは、上の方にも書いたが、セモリナ粉で固めたカスタードを包んだり挟んだりしたパイのこと。アテネではなぜかテッサロニキ風ブガツァとかポリティキ(=コンスタンティノープル風)・ブガツァなどと呼ばれることもあるが、何が違うのかよく分からない。

Bougatsa
 ラッキーなことに、私が買った時にはまだ熱々だった。

 パイはバターの香りがし、サクサクした食感でとても美味。中のクリームは、あまりカスタードクリームっぽくはなかったが、濃厚でなかなかいける。目がくらむほど甘かったが、これもギリシャ菓子の味というものだ。

 ついでに、イートインの値段も見てみた。2009年4月現在、ルクマデスは€3.20、ブガツァ€2.90、ネスカフェ・フラペは€2。ルクマデスの値上がりだけがやけに激しい。 Copyright